花瓶：オルニス

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1926年にリリースされた花瓶「オルニス」。フランス語で鳥の総称として使われる単語です。別名「Oreilles oiseaux」とも呼ばれ、器型の両端に鳥が双耳型に取り付けられた作品。

オパルセントガラスを基本とし器型は型吹き成型で作成された花瓶で、型吹き×オパルセント特有の白発色の強い個体。ボディは全体的に艶消しのフロスト仕上げ。両端の鳥はプレス成型で作成され、アプリカッションによる熱溶着で取り付けられています。

1925年に「べリエ」という花瓶両端に雄牛が取り付けられた花瓶がリリースされていますが、そのモデルの第二形態とも言われている花瓶です。ベリエとスケール、デザインは共通項が多く、サイズもほとんど同じです。

トロフィーのような形状のユニークな花瓶。ブーケをそのまま生けこんだり、水を張り、水中花のようにしたり色々とアレンジの効く花瓶です。

レゾネNo.976

 

 

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