- Name
- パフ
- Category
- 蓋物Boites
- Year
- 1921年
- Material
- オパルセントガラス、プレス成型
- Dimensions
- H: 5.4 × W: 14 × D: 14 (cm)
- Signature
- R.LALIQUE (鋳型陽刻) ※蓋のみ
- Price
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作品の販売価格についてはお問合わせください Boîte ronde « HOUPPES »
蓋部分に白粉用の7本のパフをデザインしたユニークな蓋物。オパルセントガラスのカラーと相まって幻想的な仕上がりの作品です。蓋部分は表面がつるっとした光沢のある仕上がりで、柄の装飾は蓋の裏側からプレス成型で施されています。そのため裏側はぼこぼことした凹凸のある仕上げとなっています。パフの毛先の部分は一段と盛り上がり、厚みが出るように設計されている為、その厚みにオパルセントガラスの成分が色濃く出ております。さらにフロスト加工(サチネ)を施すことで陰影を出し、ガラスの質感だけでここまでハッキリとした図柄に仕上がっているのは当時のラリック社ならではのことでしょう。
ガラスの層を通して図柄を見ることを前提としたデザインですので、花瓶などとは少し違った印象を楽しめる作品です。レゾネによるとラリックの実娘であったスザンヌ・ラリックによるデザインと記載があります。
レゾネNo.29
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