- Name
- ドガ
- Category
- 蓋物Boites
- Year
- 1921年
- Material
- クリアガラス、セピアパチネ、プレス成型
- Dimensions
- H: 7 × W: 8.3 × D: 8.3 (cm)
- Signature
- R. LALIQUE(鋳型)
- Price
-
Contact for price
作品の販売価格についてはお問合わせください Boite ronde « DEGAS »
1921年にリリースされた蓋物「ドガ」。別名「踊り子」とも呼ばれる作品で、踊り終わったプリマバレリーナが観客にレヴェランスを捧げている様が表現された美しい作品です。ラリックの代表作である花瓶「バッカスの巫女」のように、しばしば舞踊をテーマとして取り上げたラリックのデザイン、本作品はフランスの印象画家「エドガー・ドガ」の代表作として知られる「踊り子」へオマージュを込めた作品です。
蓋部分のデザインが特に印象的で、蓋の取っ手に踊り子の像、蓋全体にはバレリーナが跪いたチュチュの広がりが表現された小振りなサイズながらも気品あふれる美しい仕上がり。
ガラスはクリアガラスを主体とし、クリア仕上げとフロスト加工のコンビネーションで美しい陰影が出ています。セピア色の柔らかなパチネ彩色も相まって温かみのある作品へと仕上がっています。内部の小傷はほとんどなく、パウダーボックスとして使用された形跡はありません。非常にきれいな保管状態です。
ラリックの蓋物作品群は100種類以上に渡りますが、人物像が取っ手のようにデザインされた蓋物は2種しか存在せず、非常に珍しいデザインです。(うち一種は「座るキューピッド」)
レゾネNo.66
詳細のプライスはお手数ですがお問い合わせくださいませ。