花瓶：ヒマワリ

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1927年にリリースされた花瓶「ヒマワリ」。オパルセントガラスを基本とし型吹き成型で作成された花瓶で、型吹き×オパルセント特有の白発色の強い個体。モチーフを鋳型で表現し、型吹きながらも非常に美しい型のラインが出ています。バリエーションとしてはクリアガラス、色ガラス、オパルセントガラスで作成されていたモデルです。1920年代にデザインされた同程度のサイズの型吹き小型花瓶の6種のうちの一つ。両手にすぽっとはまり込む可愛らしいサイズです。ラリック特有の解釈で表現されたヒマワリモチーフはどこか宇宙的な雰囲気を漂わせ、趣深い作品へと仕上がっています。金型のラインが非常に美しく、手彫りサインが入っていますので、1920年代の初期手に製造された個体と思われます。

使用感はほぼ見当たりません。非常に良いコンディションです。花瓶底部の擦り傷もほぼ見当たらず美しい保存状態です。丸みを帯びた愛らしい壺型形状の花瓶で、型吹き成型で作成されている為、軽やかな仕上がりです。大まかなサイズ感は一輪挿し程度と思っていただけると誤差がないと思います。

レゾネno.1007

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