花瓶：宿り木

Vase « GUI» 宿り木

1920年にリリースされた花瓶「宿り木」。オパルセントガラスを基本とし型吹き成型で作成された花瓶で、型吹き×オパルセントながらもブルーの色味が強めの発色の個体。モチーフを鋳型で表現し、フロスト加工を施した部分にパチネ彩色を施しているため美しい陰影が出ています。バリエーションとしてはクリアガラス、色ガラス、オパルセントガラスで作成されていたモデルです。

使用感はほぼ見当たりません。非常に良いコンディションです。花瓶底部の擦り傷もほぼ見当たらず美しい保存状態です。丸みを帯びた愛らしい壺型形状の花瓶で、型吹き成型で作成されている為、軽やかな仕上がりです。

宿り木はフランスではポピュラーなモチーフで、大晦日の飾りとして用いられることが多いようです。繁栄と長寿のシンボルであるヤドリギの枝は、新年を迎えるのにふさわしいものと考えられているのではないでしょうか。

レゾネno.948

価格帯：45万円～55万円前後

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