- Name
- ロンシャン
- Category
- カーマスコットBouchon De Radiateur
- Year
- 1929年
- Material
- クリア&フロストガラス、プレス成型
- Dimensions
- H: 12.7 × W: 16.1 × D: 6.7 (cm)
- Signature
- R.LALIQUE FRANCE (鋳型陽刻)
- Price
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作品の販売価格についてはお問合わせください フランスのロンシャン競馬場の名を冠した馬頭型のカーマスコット。昭和天皇の弟君である秩父宮雍仁親王が外遊の際に第1バージョンのモデルを土産物として購入した作品として知られています。ロンシャンのカーマスコットは2つバーションが存在し、当作品はカタログ・レゾネによると第2バージョンに該当します。
レゾネno.1152B
【ラリック作品における「カーマスコット」とは】
機械文明が浸透した1920年代~1930年代にかけて交通手段が著しく発達し、フランスでも自動車が街中を走るようになりました。スピードの時代を象徴する「自動車」という乗り物にガラス制作の新たな可能性を切り開くべく、ガラス製のカーマスコットが考案されました。ラジエーター・キャップに装着するカーマスコットは、それまでは金属製で車種を象徴するデザインのものが主流でしたが、ラリックのガラス製のカーマスコットは車のオーナーの好みに応じてどのような車にも取り付けられるように様々なデザインで作成されました。また、カラーフィルター付きの照明を取り付けると様々な色に輝く光のオブジェとしても楽しむことが出来、個性的なアイテムとして人気を博したお品です。