- Name
- 牡羊の頭
- Category
- カーマスコットBouchon De Radiateur
- Year
- 1928年
- Material
- クリアガラス、プレス成型
- Dimensions
- H: 9.7 × W: 11.8 × D: 7.8 (cm)
- Signature
- R.LALIQUE FRANCE (鋳型陰刻)
- Price
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作品の販売価格についてはお問合わせください アール・デコ期にデザインされながらもアール・ヌーヴォー様式さながらの写実的な表現で怒った雄羊が攻撃として頭突きをする前のような雄々しい表情がデザインされた羊頭型のカーマスコット。クリアガラスにフロスト加工を施すことで美しい陰影が浮かび上がります。
レゾネno.1136
【ラリック作品における「カーマスコット」とは】
機械文明が浸透した1920年代~1930年代にかけて交通手段が著しく発達し、フランスでも自動車が街中を走るようになりました。スピードの時代を象徴する「自動車」という乗り物にガラス制作の新たな可能性を切り開くべく、ガラス製のカーマスコットが考案されました。ラジエーター・キャップに装着するカーマスコットは、それまでは金属製で車種を象徴するデザインのものが主流でしたが、ラリックのガラス製のカーマスコットは車のオーナーの好みに応じてどのような車にも取り付けられるように様々なデザインで作成されました。また、カラーフィルター付きの照明を取り付けると様々な色に輝く光のオブジェとしても楽しむことが出来、個性的なアイテムとして人気を博したお品です。