- Name
- セイロン CEYLAN
- Category
- 花瓶Vases
- Year
- 1924年
- Material
- オパルセントガラス、セピアパチネ、プレス成型
- Dimensions
- H: 24.2 × W: 13.4 × D: 13.4 (cm)
- Signature
- R.LALIQUE (手彫り)
- Price
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セイロン島(現スリランカ)の名を冠したオリエンタルデザインの花瓶。つがいのインコが4面に描かれたデザイン。インコは、雄と雌とが仲睦まじく、仏語で「アンセパラーブル」(離れられないという意味)、英語では“Lovebird“とも呼ばれて親しまれている。仲良の良い鳥たちが花瓶を取り囲むこの作品は、結婚祝いのプレゼントとして人気があったと伝えられています。
植民地主義全盛であったアール・デコ期にはエキゾチックなインコやオウムのモチーフが流行した事から、ラリックの作品でも器型を変えてインコモチーフが度々登場します。セイロン島には固有種である「セイロンミドリワカケインコ」が生息しており、おそらくこの鳥がモチーフになっていると思われます。
ラリックの代表作であり、箱根ラリック美術館や東京都庭園美術館にも所蔵されている有名作品です。
レゾネno.905