- Name
- カクタス CACTUS ウォーターグラス
- Genre
- ルネ・ラリック
- Category
- テーブルウェアVaisseles
- Year
- 1934年
- Material
- クリアガラス、型吹き(ボール)、プレス(脚部)、黒エナメル
- Dimensions
- 高さ12cm 口径8.4cm
- Signature
- あり(形式はロットによって異なります。詳細はお問い合わせ下さい。)
- Price
- ¥45,000 (税込 ¥49,500)
ラリックが1934年にデザインを手がけた''CACTUS'' -カクタス- と呼ばれるグラスが入荷しました。CACTUSとはフランス語で「サボテン」を意味します。ステムの部分にアール・デコスタイルにデフォルメされたサボテンモチーフが装飾されたデザインです。ステムはさほど長くなく、安定した重心の使い勝手の良い器型です。レゾネによるとウォーターグラスのサイズです。
なぜサボテンなのか、、についての回答は''1920-1930年代頃にサボテンが世界的に流行していたから''という回答に尽きると思われます。サボテンは1920年代のドイツで多くの芸術家に愛好されたモチーフで、ヨーロッパでも1920 年から 1930 年代にかけてサボテンが流行し、原産地から多くの種類が輸出され,サボテン・ハンターという職業も生まれたというほどです。当時流行したものをモチーフに取り入れるスタイルは、他の作品にも見られ、1900年代~1920年代にかけて流行したエジプトモチーフではアトマイザー「エジプシャン」や蓋物「4匹のスカラベ」を発表しています。
当時人気のあったデザインのようで、香水瓶、蓋物、プレート、カップ&ソーサーなど様々な形状で販売されたシリーズです。大型の作品だとガラステーブルの作品まで存在します。
容量: 約 230 ml (8分目まで入れた場合)
在庫数はお問い合わせ下さい。